見送る(読み)ミオクル

デジタル大辞泉 「見送る」の意味・読み・例文・類語

み‐おく・る【見送る】

[動ラ五(四)]
遠ざかる物や人をその後方で眺める。「飛行機を―・る」「玄関先で客を―・る」
訪れた人が帰るのにある場所までついていく。「ちょっとそこまで―・るよ」
出発する人をその場所まで行って送る。「駅で友人を―・る」
人が死ぬまで世話をする。「親を最期まで―・る」
葬送する。「亡き母を―・る」
やりすごす。さしひかえる。「バスを一台―・る」「好球を―・る」
今、事を行うのは不利と考えて、そのままにしておく。「時期尚早で計画は―・られた」
相場の見通しがつかないために売買を手控える。「新株買いを―・る」
[類語](3送る送り出す/(7める打ち切る切り上げるよす断つ控える中止するとりやめる手を引く放り出す見合わせる思いとどまる踏みとどまる休止停止中断中絶ストップ沙汰止みお流れ立ち消え途絶断絶

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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