規律・紀律(読み)きりつ

精選版 日本国語大辞典 「規律・紀律」の意味・読み・例文・類語

き‐りつ【規律・紀律】

〘名〙
① 人の行為規準となるもの。法則。おきて。法(のり)
※授業編(1783)七「律は即律令の律にして法律といひ紀律(キリツ)といふ」
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下「故に第四と第五の如きは文章をもて主脳とせる支那作者規律(キリツ)にして」
一定秩序。きまり。順序
日本詩史(1771)三「其詩紀律精詳」 〔春秋左伝‐桓公二年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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