世界大百科事典(旧版)内の規範イ文の言及
【イ文字(彝文字)】より
…象形字形の表意文字から表音文字に転じた文字で,《倮儸(ロロ)訳語》という資料から,清朝初期には東川府(雲南の北部)ではなお表意文字として1字を2音節で読んでいたことがわかる。1975年に古い字形を整理統一した規範イ文が試行され,80年に正式公布された。それは声調の相違も字形で弁別する厳密な表音節文字で左から右へ横書きし,字数は819字もある。…
※「規範イ文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」