規範・軌範(読み)きはん

精選版 日本国語大辞典 「規範・軌範」の意味・読み・例文・類語

き‐はん【規範・軌範】

〘名〙
手本模範。法式。
東宝記(1352)「所整者両界之軌範」
※改正増補和英語林集成(1886)「ヨノ kihan(キハン)ト ナル」
② (Norm の訳語) 哲学で、判断・評価・行為などの基準となるもの。思考意志感情などが、真・善・美という目的に達するために、その行為の原理法則となるもの。〔現代大辞典(1922)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android