覚山尼(読み)かくさんに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚山尼」の解説

覚山尼 かくさんに

1252-1306 鎌倉時代の尼僧
建長4年7月4日生まれ。安達義景の娘。母は北条時房の娘。臨済(りんざい)宗。弘長元年北条時宗にとつぎ,嫡男貞時を生む。弘安(こうあん)7年夫とともに鎌倉円覚寺の無学祖元を師として出家。翌年東慶寺(縁切寺)の開山となる。勅許をえて,女性を救済する寺法をさだめたとつたえられる。嘉元(かげん)4年10月9日死去。55歳。通称は堀内殿,潮音院殿。号は覚山志道。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「覚山尼」の解説

覚山尼 (かくさんに)

生年月日:1252年7月4日
鎌倉時代後期の女性。執権北条時宗の妻
1306年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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