覚性法親王(読み)かくしょうほっしんのう

朝日日本歴史人物事典 「覚性法親王」の解説

覚性法親王

没年:嘉応1.12.11(1169.12.30)
生年:大治4.閏7.20(1129.9.5)
平安後期の真言宗の僧。全国の仏教を統括する初代総法務。鳥羽天皇の第5皇子,母は待賢門院璋子。仁和寺の覚法法親王を師として出家し,さらに伝法灌頂を受け密教者として自立以後,天皇家の安穏と国家守護のために多くの密教修法を主宰し,名声高かった。仁安2(1167)年総法務に就任,同時に仁和寺は日本国一の地位を獲得した。

(正木晃)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

367日誕生日大事典 「覚性法親王」の解説

覚性法親王 (かくしょうほうしんのう)

生年月日:1129年7月20日
平安時代後期の真言宗の僧
1169年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android