覚誉入道親王(読み)かくよにゅうどうしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚誉入道親王」の解説

覚誉入道親王 かくよにゅうどうしんのう

1320-1382 鎌倉-南北朝時代,花園天皇の第1皇子。
元応2年生まれ。元徳3=元弘(げんこう)元年(1331)親王となり,出家して山城(京都府)聖護(しょうご)院にはいる。清顕密教をまなび,灌頂(かんじょう)をうける。のち園城寺(おんじょうじ)長吏,四天王寺別当に任じられた。永徳2=弘和(こうわ)2年5月28日死去。63歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android