観(見張台)(読み)かん

世界大百科事典(旧版)内の観(見張台)の言及

【石闕】より

…闕の名はその間が欠けて道路になることから,よんだとする説が有力である。闕は一種の見張台で,観ともよばれた。実物の遺構はのこらないが,漢代の画像塼(せん)や敦煌の北朝壁画の城郭図からすると,塼ないしは木造の高い土台を築き,その上に斗栱(ときよう)の組物をもつ部屋を建て,屋根を瓦で葺いた状況がうかがわれる。…

※「観(見張台)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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