観測気球(読み)かんそくききゅう

精選版 日本国語大辞典 「観測気球」の意味・読み・例文・類語

かんそく‐ききゅう クヮンソクキキウ【観測気球】

〘名〙
① 気象測定などにおいて高空での大気状態を調査するために上げる気球
② 軍事上で、敵情視察や発射した砲弾の着弾状態などを観測するために用いられた気球。
③ (比喩的に) 世論周囲反応などをさぐるために、わざと流す情報声明発表など。バロン‐デッセ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「観測気球」の意味・読み・例文・類語

かんそく‐ききゅう〔クワンソクキキウ〕【観測気球】

高空の大気の状態を調べるために打ち上げる気球。
敵地偵察や砲弾の着弾状態などを観測するために上げる気球。
世論や相手の反応などを探るために、わざと流す情報や声明。バロンデッセ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android