角田光代(読み)カクタミツヨ

デジタル大辞泉 「角田光代」の意味・読み・例文・類語

かくた‐みつよ【角田光代】

[1967~ ]小説家神奈川の生まれ。読みやすい文体家族恋愛テーマにした作品を発表し、若い女性の支持を得る。「対岸の彼女」で直木賞受賞。他に「まどろむ夜のUFO」「キッドナップ・ツアー」「空中庭園」「八日目の蝉」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「角田光代」の解説

角田光代 かくた-みつよ

1967- 平成時代の小説家,児童文学作家。
昭和42年3月8日生まれ。昭和63年「お子様ランチ・ロックソース」でコバルト・ノベル大賞(彩河杏(さいかわ-あんず)の筆名)。平成8年「まどろむ夜のUFO」で野間文芸新人賞。10年「ぼくはきみのおにいさん」で坪田譲治文学賞。15年「空中庭園」で婦人公論文芸賞。4度の芥川賞,直木賞の候補をへて,17年「対岸彼女」で直木賞を受賞。18年「ロック母」で川端康成文学賞。19年「八日目の蝉」で中央公論文芸賞。23年「ツリーハウス」で伊藤整文学賞。24年「紙の月」で柴田錬三郎賞。同年「かなたの子」で泉鏡花文学賞。神奈川県出身。早大卒。

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