角野栄子(読み)カドノエイコ

デジタル大辞泉 「角野栄子」の意味・読み・例文・類語

かどの‐えいこ【角野栄子】

[1935~ ]児童文学作家。東京の生まれ。本姓渡辺。「魔女宅急便」で野間児童文芸賞などを受賞同作宮崎駿監督によりアニメ映画化され、大ヒットした。平成30年(2018)国際アンデルセン賞(作家賞)を受賞。

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知恵蔵mini 「角野栄子」の解説

角野栄子

児童文学作家、エッセイスト。1935年、東京都生まれ。早稲田大学卒。70年に『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で作家デビュー。84年に『わたしのママはしずかさん』、『ズボン船長さんの話』で第6回路傍の石文学賞、85年の『魔女の宅急便』で野間児童文芸賞、小学館文学賞(現・小学館児童出版文化賞)を受賞するなど多数の文学賞を受ける。2014年、児童文学における長年功績が称えられ、旭日小綬章を受章。18年3月、児童文学のノーベル賞と呼ばれる国際アンデルセン賞の作家賞を受賞した。

(2018-3-29)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「角野栄子」の解説

角野栄子 かどの-えいこ

1935- 昭和後期-平成時代の児童文学作家。
昭和10年1月1日生まれ。結婚後ブラジルにわたり,2年間滞在。昭和57年「大どろぼうブラブラ氏」で産経児童出版文化賞大賞。60年現代っ子の魔女の成長をあかるくえがいたファンタジー「魔女の宅急便」で野間児童文芸賞,小学館文学賞などをうけた。東京出身。早大卒。本名は渡辺栄子。

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