解放同盟(ロシア)(読み)かいほうどうめい

世界大百科事典(旧版)内の解放同盟(ロシア)の言及

【カデット】より

…その前身は,20世紀初頭にツァーリ政府に対して野党色を強めつつあったゼムストボ(地方自治機関)の立憲派議員の組織〈ゼムストボ立憲派同盟〉と,自由主義誌《解放》(1902年からシュトゥットガルトで発行。編集P.B.ストルーベ)を中心に1904年にペテルブルグで結成されたグループ〈解放同盟〉との二つで,両団体の合同というかたちで発足した。その基本的主張は立憲議会君主制の確立,有償方式による地主の土地の“強制収用”,外交における親英仏路線であった。…

※「解放同盟(ロシア)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android