解脱門(読み)げだつもん

精選版 日本国語大辞典 「解脱門」の意味・読み・例文・類語

げだつ‐もん【解脱門】

〘名〙 仏語解脱に入る門として、迷いから解放させる方法となる禅定で、空・無相・無願(無作とも)の三種をいう。
正法眼蔵(1231‐53)諸法実相「雪峰いはく、尽大地是解脱門、曳人不肯入」 〔倶舎論‐四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android