デジタル大辞泉 「言ひ掛かる」の意味・読み・例文・類語 いい‐かか・る〔いひ‐〕【言ひ掛かる】 [動ラ四]1 話しかける。言い寄る。「いとねむごろに―・るを、いとむくつけく思ひて」〈源・玉鬘〉2 《「いいがかる」とも》言い出したためにあとに引けなくなる。「それがしも―・った事ぢゃによって、どうあっても連れて行かねばならぬ」〈虎寛狂・胸突〉3 《「いいがかる」とも》無理なことを言って困らせる。難癖をつける。「あそばして置きたる利銀をきっと面屋おもやからすまし給へと―・り」〈浮・胸算用・一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例