言ひ知らず(読み)イイシラズ

デジタル大辞泉 「言ひ知らず」の意味・読み・例文・類語

いいしら◦ず〔いひしらず〕【言ひ知らず】

[連語]《動詞「いいしる」の未然形+打消しの助動詞」》何とも言いようがないようす。善悪美醜などの両方に使う。
「―◦ず(=スバラシク)なまめかしう見ゆ」〈賢木
「―◦ぬ(=ツマラナイ)民のすみか」〈・三九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android