言ふ許り無し(読み)イウバカリナシ

デジタル大辞泉 「言ふ許り無し」の意味・読み・例文・類語

いうばかり‐な・し〔いふばかり‐〕【言ふ許り無し】

[形ク]《古くは「いうはかりなし」》言葉で言い尽くせない。言いようがない。
「木の皮、こけの衣をきて、―・きものから、ただの人に見えず」〈宇津保・吹上下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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