言葉の針(読み)コトバノハリ

デジタル大辞泉 「言葉の針」の意味・読み・例文・類語

ことば‐の‐はり【言葉の針】

言葉の中にこめられた悪意敵意
仁者さみする―」〈浄・浦島年代記〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言葉の針」の意味・読み・例文・類語

ことば【言葉】 の 針(はり)

ことばの中にある害意相手感情を刺激する語気。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
浄瑠璃・浦島年代記(1722)三「御内々のみことのり定めて御存有るべしと、仁者をさみする詞の針」

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