訓蒙(読み)きんもう

精選版 日本国語大辞典 「訓蒙」の意味・読み・例文・類語

きん‐もう【訓蒙】

〘名〙 (「蒙」は理にうとい、明らかでないの意) 無知の者を教えさとすこと。婦女子初学者などを教えさとすこと。また、その目的書物。くんもう。

くん‐もう【訓蒙】

〘名〙 子ども初心者を教えさとすこと。また、その目的で書かれた書物。きんもう。〔広益熟字典(1874)〕〔小学明倫小序

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デジタル大辞泉 「訓蒙」の意味・読み・例文・類語

くん‐もう【訓×蒙】

[名](スル)子供や初心者を教えさとすこと。また、そのための書物。きんもう。

きん‐もう【×蒙】

くんもう(訓蒙)

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