詐欺破産(読み)サギハサン

デジタル大辞泉 「詐欺破産」の意味・読み・例文・類語

さぎ‐はさん【詐欺破産】

債務者が、破産手続開始の決定旧法破産宣告)の前後を問わず、債権者を害する目的で、破産財団隠匿毀棄きき仮装財産譲渡、債権者にとって不利益になる処分などを行う犯罪

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「詐欺破産」の意味・読み・例文・類語

さぎ‐はさん【詐欺破産】

〘名〙 破産者が破産手続の行なわれる際に、自分他人の利益をはかり、あるいは債権者を害する目的で、破産財団の負担を増加したり、破産財団の財産を隠匿(いんとく)毀棄(きき)したりすること。破産法で処罰される。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android