精選版 日本国語大辞典 「詠出」の意味・読み・例文・類語
えい‐しゅつ【詠出】
ながめ‐いだ・す【詠出】
〘他サ四〙 歌をよんで口に出していう。ながめいず。
※弁内侍(1278頃)寛元四年一一月二二日「さしものことのまぎれに、ながめいだしたらむ心づきなさと、をかしくて、心にはかくぞおぼえし」
よみ‐いだ・す【詠出】
〘他サ四〙 歌などを作りだす。詠(えい)ずる。よみいず。
※枕(10C終)九九「みな人々よみいだして、よしあしなどさだめらるる程に」
よみ‐い・ず ‥いづ【詠出】
〘他ダ下二〙 =よみいだす(詠出)
※枕(10C終)八七「なほかく思ひ侍りしなりとて、ながやかによみいづ」
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