詰難(読み)きつなん

精選版 日本国語大辞典 「詰難」の意味・読み・例文・類語

きつ‐なん【詰難】

〘名〙 なじり問うこと。詰問難詰
※無刊記刊本碧巖鈔(1620‐40頃)六「此の幻泡の身と思て如此詰難矣」 〔史記‐司馬相如伝〕

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デジタル大辞泉 「詰難」の意味・読み・例文・類語

きつ‐なん【詰難】

[名](スル)問いつめて責めること。難詰。

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普及版 字通 「詰難」の読み・字形・画数・意味

【詰難】きつなん

なじる。〔史記、司馬相如伝〕乃ち書をはし、(か)るに蜀の老を以て辭と爲し、而して己之れを詰し、以て天子に風(諷)す。

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