認め(読み)シタタメ

デジタル大辞泉 「認め」の意味・読み・例文・類語

したため【認め】

整理すること。処理
「人の死にたりけるに、その後の―など為させむとて」〈今昔・二七・二三〉
準備すること。支度
「今宵しもあらじと思ひつる事どもの―、いと程なくきはぎはしきを」〈夕霧
食事をすること。
最後用意というて、さしてかはった用意もあるまい、先づ―などもよくして心静かに」〈伎・韓人漢文〉

みとめ【認め】

みとめること。
認め印」の略。
見通し。予測
「先の―が付かなかった」〈二葉亭訳・片恋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android