調ず(読み)チョウズ

デジタル大辞泉 「調ず」の意味・読み・例文・類語

ちょう・ず〔テウず〕【調ず】

[動サ変]
ととのえる。調達する。
風衣とんびがっぱの旅服を―・ぜり」〈魯文西洋道中膝栗毛
料理する。調理する。
若菜など―・じてやと」〈・若菜下〉
祈って怨霊や物のを退散させる。調伏ちょうぶくする。
験者の物の怪―・ずとて」〈二五
なめてかかる。ばかにする。
「かやうのものをば、かまへて―・ずまじきなり」〈宇治拾遺・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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