調味(読み)ちょうみ

精選版 日本国語大辞典 「調味」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐み テウ‥【調味】

〘名〙
食物に味をつけ調理すること。ちょうび。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
※高野本平家(13C前)一「精進潔斎の道なれども、調味(テウミ)して家子侍共にくはせられけり」 〔鶡冠子‐泰鴻〕
詩歌などで、おもむきをととのえること。また、その風趣。ちょうび。
※俳諧・芭蕉葉ぶね(1817)「俳風の合がたく調味のともに異るところあればなり」

ちょう‐び テウ‥【調味】

〘名〙 =ちょうみ(調味)〔色葉字類抄(1177‐81)〕

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デジタル大辞泉 「調味」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐み〔テウ‐〕【調味】

[名](スル)飲食物に味をつけること。「塩で調味する」
[類語]料理調理割烹かっぽう煮炊き炊事クッキングさいおかずぜん膳部食膳馳走ちそう佳肴かこう酒肴しゅこうディッシュ

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普及版 字通 「調味」の読み・字形・画数・意味

【調味】ちようみ

味つけ。

字通「調」の項目を見る

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栄養・生化学辞典 「調味」の解説

調味

 →フレーバリング

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「調味」の解説

ちょうみ【調味】

食材や料理に調味料で味をつけること。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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