デジタル大辞泉 「請奏」の意味・読み・例文・類語 しょう‐そう〔シヤウ‐〕【▽請奏】 平安時代、公事くじの際に、用度物の下付などを太政官だいじょうかんに申請すること。うけそう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「請奏」の意味・読み・例文・類語 しょう‐そう シャウ‥【請奏】 〘名〙 平安時代以降、太政官に請求の願を出すこと。行事の用度物の下付などを願うこと。※江家次第(1111頃)八「行事蔵人兼日成二内蔵寮請奏一」※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉八「寛仁の聖旨をもて長征の師を班されん事を〈略〉これを請奏(シャウソウ)せり」 せい‐そう【請奏】 〘名〙① 申しあげること。奏上すること。※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉四「尾州以下十九藩の官位昇進を請奏(セイソウ)あり」 〔後漢書‐宦者伝序〕② ⇒しょうそう(請奏) うけ‐そう【請奏】 〘名〙 =しょうそう(請奏) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報