諦念(読み)ていねん

精選版 日本国語大辞典 「諦念」の意味・読み・例文・類語

てい‐ねん【諦念】

〘名〙 道理をわきまえてさとる心。また、あきらめの気持断念
※ギヨオテ伝(1913)〈森鴎外四三「遊歴時代の精神労作(Arbeit)と諦念(Entsagung)とである」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「諦念」の意味・読み・例文・類語

てい‐ねん【諦念】

道理をさとる心。真理を諦観する心。
あきらめの気持ち。
[類語]お手上げ諦める思い切る断念観念往生諦めギブアップくじける降参閉口辟易へきえき屈伏シャッポを脱ぐ途方に暮れる始末に負えない手に負えない手も足も出ないへこたれる参る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android