精選版 日本国語大辞典 「諸社」の意味・読み・例文・類語
もろ‐やしろ【諸社】
〘名〙 あちこちの多くの神社。
※新撰六帖(1244頃)二「むそぢ余り国におちたるもろ社世のためにこそ跡は垂れけめ〈藤原為家〉」
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…府社,県社のこと。同年5月,政府は太政官布告で,官社以下定額,神官職制,神社規則を制したなかで,官社以外を諸社とし,それを府社,藩社,県社,郷社に区別したが,同年7月廃藩後,藩社は県社とし,また同年郷社の下に村社,無格社をおいた。よって官社すなわち官国幣社に対して,諸社いわゆる民社の中では最上級の社格で,地方官の所管に属し,職員として祠官,祠掌がおかれ,1894年以後社司,社掌と改められた。…
※「諸社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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