諸脛(読み)もろずね

精選版 日本国語大辞典 「諸脛」の意味・読み・例文・類語

もろ‐ずね【諸脛】

〘名〙 左右両脚の脛。
御伽草子・上野国赤城山御本地(室町時代物語集所収)(室町末)「那波七郎はっと思ひ、児早か諸ずねなき居、首討落し立所を」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「諸脛」の意味・読み・例文・類語

もろ‐ずね【×脛】

左右のすね。
「―をいで、こけた所を」〈虎明狂・乳切木〉

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