謎解きはディナーのあとで（読み）なぞときはでぃなーのあとで

知恵蔵mini

謎解きはディナーのあとで

東川篤哉による推理小説、及びそれを原作としたテレビドラマ、映画。「お嬢様新米刑事」と「探偵役の毒舌執事」を中心としたコミカルな推理物で、2007年に小学館「文芸ポスト」(小学館)に掲載後、10年9月に単行本が刊行された。11年4月、本屋大賞を受賞。同年12月に発表されたオリコンの「2011年年間“本”ランキング」では163万6000部の売上げで総合部門年間首位を獲得。また同年11月10日には『謎解きはディナーのあとで2』(小学館)が発売され、同月末時点で早くも82万部を売り上げた。さらに12年12月12日には『謎解きはディナーのあとで3』(小学館)が発売され1週間で11万1000部を売り上げ、12年末現在、シリーズ累計発行部数は300万部を突破した。また、『プチコミック』(小学館)にて11年5月号よりマンガ化されコミックス計2巻(13年7月現在)が刊行されているほか、11年10月～12月までフジテレビでテレビドラマが放映され、映画化作品(監督・土方政人)も13年8月3日に全国東宝系で公開予定となっている。ドラマ・映画とも主演は櫻井翔、北川景子。

(2013-8-1)

出典　朝日新聞出版

デジタル大辞泉プラス

謎解きはディナーのあとで

①東川篤哉の推理小説。2010年刊行。2011年の第8回本屋大賞にて大賞受賞。2013年、土方政人監督により映画化。
②①を原作とする日本のテレビドラマ。放映はフジテレビ系列（2011年10月～12月）。全10回。脚本：黒岩勉。音楽：菅野祐悟。出演：櫻井翔、北川景子、椎名桔平ほか。ミステリー。

出典　小学館