謗言(読み)そしりごと

精選版 日本国語大辞典 「謗言」の意味・読み・例文・類語

そしり‐ごと【謗言】

〘名〙 非難ことば悪口
名語記(1275)三「謗言のよし歟」

ほう‐げん ハウ‥【謗言】

〘名〙 誹謗することば。わるくち。そしりごと。〔易林本節用集(1597)〕 〔春秋左伝‐成公一八年〕

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デジタル大辞泉 「謗言」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐げん〔バウ‐〕【×謗言】

誹謗ひぼうする言葉。悪口。

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普及版 字通 「謗言」の読み・字形・画数・意味

【謗言】ぼう(ばう)げん

そしり。〔左伝、成十八年〕そ六官の長は、皆民の譽なり。擧ぐること、を失はず。官、方を易(か)へず。を踰(こ)えず。師、正を陵(しの)がず。~民に謗言無し。復(ま)たたる以(ゆゑん)なり。

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