豊浜[町](読み)とよはま

百科事典マイペディア 「豊浜[町]」の意味・わかりやすい解説

豊浜[町]【とよはま】

広島県南部,豊島大崎下島西部,三角(みかど)島西部,斎(いつき)島,尾久比(おくび)島からなる豊田郡の旧町。主集落は豊島東岸の小野浦。斜面でのミカンの栽培,タイなどの漁業が主。マダイの一本釣りが盛ん。呉市仁方港から船便がある。周辺はアビ渡来群遊海面(天然記念物)。2005年3月安芸郡音戸町,倉橋町,蒲刈町,豊田郡安浦町,町と市へ編入。11.64km2。2178人(2003)。

豊浜[町]【とよはま】

香川県西部,三豊郡の旧町。燧(ひうち)灘に面する古くからの港町予讃線高松自動車道が通じ,製綿をはじめ,紡績,製めん,醸造などの工業が行われる。山麓部では果樹栽培が盛ん。米,野菜も産する。海岸海水浴場。2005年10月三豊郡大野原町と観音寺市へ編入。16.67km2。9064人(2003)。

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