豊竹湊太夫(5代)(読み)とよたけ みなとだゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊竹湊太夫(5代)」の解説

豊竹湊太夫(5代) とよたけ-みなとだゆう

1800-1877 江戸後期-明治時代の浄瑠璃(じょうるり)太夫
寛政12年生まれ。義太夫節の4代竹本土佐太夫の弟子で,婿養子。初名は竹本音羽太夫。天保(てんぽう)4年破門となるが,師の没後に3代竹本長門太夫(ながとだゆう)の門にはいり,嘉永(かえい)2年5代湊太夫を襲名。のち稲荷文楽芝居の櫓下(やぐらした)。明治5年引退。明治10年6月25日死去。78歳。播磨(はりま)(兵庫県)出身。本名は竹屋利兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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