豪飲(読み)ごういん

精選版 日本国語大辞典 「豪飲」の意味・読み・例文・類語

ごう‐いん ガウ‥【豪飲】

〘名〙 はげしく酒を飲むこと。大酒を飲むこと。暴飲轟飲
※後二条師通記‐別記・寛治五年(1091)三月一六日「文人随身等取之飲之云々、或豪飲云々」
※二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉下「斗酒も敢て辞せずの豪飲」 〔金史‐隠逸辛愿伝〕

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デジタル大辞泉 「豪飲」の意味・読み・例文・類語

ごう‐いん〔ガウ‐〕【豪飲】

むやみに大酒を飲むこと。暴飲。「斗酒なお辞せずの豪飲ぶり」

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普及版 字通 「豪飲」の読み・字形・画数・意味

【豪飲】ごう(がう)いん

思いきり飲む。痛飲。宋・陸游〔病後暑雨、懐ひを書す〕詩 酒を止めて聊(無聊(むりょう))(ま)た自ら笑ふ 少年のとき豪飮すること、長鯨に似たりしを

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