貴報(読み)きほう

精選版 日本国語大辞典 「貴報」の意味・読み・例文・類語

き‐ほう【貴報】

〘名〙 相手を敬って、その音信、また返書をいう語。また、相手への自分の返書にもいう。
※後二条師通記‐寛治六年(1092)二月一五日「問遣民部卿許、貴報云」
※貴嶺問答(1185‐90頃)四月三日「去夕貴報之趣。尤可然」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「貴報」の意味・読み・例文・類語

き‐ほう【貴報】

相手を敬って、その手紙報告などをいう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android