(読み)ヒ

デジタル大辞泉 「費」の意味・読み・例文・類語

ひ【費】[漢字項目]

[音](呉)(漢) [訓]ついやす ついえる
学習漢字]5年
金や物を使って減らす。ついやす。「費消費用空費消費徒費乱費浪費
物の購入仕事のために使う金銭。ついえ。「費目会費学費給費巨費経費工費国費歳費雑費自費失費実費出費食費戦費旅費交際費
[名のり]もち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「費」の意味・読み・例文・類語

ひ【費】

〘名〙 費用。出費。また、損失
※新聞雑誌‐三九号・明治五年(1872)四月「費多く益少なし」 〔史記‐刺客伝・聶政〕

つうえ【費】

〘名〙 「ついえ(費)」の変化した語。
咄本・稚獅子(1772)座頭「アアつふへなものだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のの言及

【直】より

…〈あたえ〉ともよむ。費,費直とも表記され,主として大化改新以前の地方豪族である国造(くにのみやつこ)に授けられ,改新以後は,その国造の後裔である郡司とその一族とが,この姓を有している場合が多い。直の語義は諸説あるが,アタヒ(値)と同根で,匹敵するものの意で,かつて天皇と同等の権力を持って地方の政治を行っていた国造を〈あたひ〉と呼んだことに由来するといわれている。…

※「費」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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