賀原夏子(読み)かはら なつこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「賀原夏子」の解説

賀原夏子 かはら-なつこ

1921-1991 昭和時代女優,演出家
大正10年1月3日生まれ。昭和13年文学座研究所に1期生としてはいる。38年退座するまで「二十六番館」「島」などで老け役を演じる。39年矢代静一らと劇団NLT結成。44年演出家としてデビューし,「ササフラスの枝にそよぐ風」などを手がけた。平成3年2月20日死去。70歳。東京出身。東洋英和女学校卒。本名は塚原初子。
格言など】初めて死ぬのに,この経験役者として役に立たないのが口惜しい

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android