賀表(読み)がひょう

精選版 日本国語大辞典 「賀表」の意味・読み・例文・類語

が‐ひょう ‥ヘウ【賀表】

〘名〙 国家慶事のあるとき、臣下天皇に奉る文書。慶びの上表(じょうひょう)。〔西宮記(969頃)〕
※宮内省達乙第八号‐明治二六年(1893)一二月二五日「新年紀元節天長節賀表書式左の通改正す」 〔南史‐垣崇祖伝〕

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デジタル大辞泉 「賀表」の意味・読み・例文・類語

が‐ひょう〔‐ヘウ〕【賀表】

国家の慶事に際して、臣下が祝いの気持ちを述べて、天子に奉る文。

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普及版 字通 「賀表」の読み・字形・画数・意味

【賀表】がひよう(へう)

国家の慶事にたてまつる奉祝の文。〔南史、垣崇祖伝〕高位し、方鎭皆賀表り。王儉、崇を見、咨嗟(しさ)すること良(や)や久しうして曰く、此れ(夏侯)恭叔の辭ならんと。

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