資力(読み)シリョク

デジタル大辞泉 「資力」の意味・読み・例文・類語

し‐りょく【資力】

事業を始めるときなど、必要な資金を出せる能力財力。「店を出すだけの資力がない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「資力」の意味・読み・例文・類語

し‐りょく【資力】

〘名〙
もととなる力。原動力。〔董仲舒‐賢良策〕
資本を出しうる力。事業などを遂行するための経済的な能力。財力。
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「親友知己より資力の助けを得たりしかば」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一〇「成程此翁の資力あってこそと頷かれる」 〔魏志‐鍾会伝〕
法律で、財産上の支払能力。
民法(明治二九年)(1896)五六九条「債権売主債務者の資力を担保したるときは契約の当時に於ける資力を担保したるものと推定す」

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普及版 字通 「資力」の読み・字形・画数・意味

【資力】しりよく

財力。

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