資本課税(読み)しほんかぜい(英語表記)capital levy

翻訳|capital levy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「資本課税」の意味・わかりやすい解説

資本課税
しほんかぜい
capital levy

課税対象が収益でなく,収益を生み出す資本または財産である租税。資本課徴ともいう。戦時もしくは非常時財政の大幅赤字時期を除けば,一般にその例はほとんどない。日本でも第2次世界大戦直後の臨時財産税を除き,現在では相続税および贈与税が存在するにすぎない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android