資本集約的産業(読み)シホンシュウヤクテキサンギョウ(英語表記)capital intensive industry

デジタル大辞泉 「資本集約的産業」の意味・読み・例文・類語

しほんしゅうやくてき‐さんぎょう〔シホンシフヤクテキサンゲフ〕【資本集約的産業】

労働者一人当たりの設備など固定資産額が大きい産業重化学工業など。→労働集約的産業

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「資本集約的産業」の意味・わかりやすい解説

資本集約的産業
しほんしゅうやくてきさんぎょう
capital intensive industry

機械装置などの設備に多くの資本を投下する性格の産業で鉄鋼石油精製,化学などの重化学工業の多くや電力などの業種がこれに属する。労働の資本装備率の高い産業であり,労働の生産性を向上させるとともに大規模生産を通じて「規模の経済」の利益を実現することが期待されている。資本多使用型産業とも労働力節約型産業とも呼ぶ。労働力集約的産業に対するもの。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android