資金計画(読み)しきんけいかく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「資金計画」の意味・わかりやすい解説

資金計画
しきんけいかく

国家自治体,企業などがその事業を運営するのに要する資金を,いかなる源泉から調達し,いかに運用すべきかを合理的に計画したもの。企業においては,資金調達計画と資金運用計画とに分けられ,それぞれ長期と短期あるいは運転資金設備資金とに再区分して計画され予算化されることが多い。設備投資に要する金額を,いかなる源泉 (増資社債,銀行借入れ,外債内部留保) から,いかにまかなうかの意思決定財務部門の主要課題である。 (→財務管理 )  

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の資金計画の言及

【資金管理】より

…企業の長期・短期資金について,特定期間における調達・運用のフローや特定時点の在高をめぐって展開される計画設定活動や統制活動の総称。資金計画と資金統制とに区分される。そこでは,資金管理の目的に応じて,現金,貨幣資産,総運転資本または正味運転資本などのいずれかが,資金概念として選択される。…

※「資金計画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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