精選版 日本国語大辞典 「賛嘆・讚歎・讚嘆」の意味・読み・例文・類語
さん‐たん【賛嘆・讚歎・讚嘆】
〘名〙
① (━する) 感心してほめること。感嘆して称賛すること。
※万葉(8C後)一六・三八〇八・左注「乃彼鄙人之意彌増二愛レ妻之情一而作二斯歌一賛二嘆美㒵一也」
② (讚歎) (「さんだん」と濁る) 仏語。
(イ) (━する) 偈(げ)を唱えて仏徳をほめたたえること。
※観智院本三宝絵(984)下「まさに心をいたして、阿難が恩を思て名をとなへ供養し讚歎すべし」 〔大智度論‐三〇〕
※観智院本三宝絵(984)中「薪を荷て迴(めぐる)讚歎の詞云」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報