賢者饑し伊達寒し(読み)ケンジャヒダルシダテサムシ

デジタル大辞泉 「賢者饑し伊達寒し」の意味・読み・例文・類語

賢者けんじゃひだる伊達だてさむ

賢者清貧のために食べ物にも事欠き、伊達者は見えを張って薄着をするので寒い思いをするという意から》世間並みでない行いをする人はつらい目にあうの意。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「賢者饑し伊達寒し」の意味・読み・例文・類語

けんじゃ【賢者】 饑(ひだる)し伊達(だて)(さむ)

賢者は俗人と妥協しないから常に貧乏がちであり、伊達者(だてしゃ)みえを張るため薄着して寒い思いをする。世間なみのことをしないものはつらい目にあうの意。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android