赤倉温泉(読み)アカクラオンセン

デジタル大辞泉 「赤倉温泉」の意味・読み・例文・類語

あかくら‐おんせん〔‐ヲンセン〕【赤倉温泉】

新潟県妙高山東麓とうろくにある温泉。文化12年(1815)高田藩主榊原さかきばら氏の開湯に始まるといわれる。泉質炭酸水素塩泉硫酸塩泉スキー場がある。
山形県北東部、最上もがみ町にある温泉。泉質は硫酸塩泉

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精選版 日本国語大辞典 「赤倉温泉」の意味・読み・例文・類語

あかくら‐おんせん ‥ヲンセン【赤倉温泉】

[一] 新潟県南西部、妙高山東側中腹にある温泉。江戸末期から開けた。泉質は炭酸単純泉。冬期はスキー場として有名。妙高湯。
[二] 山形県北東部、最上町にある温泉。泉質は石膏(せっこう)性苦味泉。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「赤倉温泉」の意味・わかりやすい解説

赤倉温泉
あかくらおんせん

新潟県南西部,妙高市にある温泉。妙高山麓の標高 785mの高原上にある。温泉は文化 13 (1816) 年に高田藩主榊原遠江守が鷹狩本拠地として,妙高火山斜面に「妙高の湯」を開湯したのが始まり。泉質は硫黄泉泉温は 62℃。外傷神経痛にきくといわれる。銀座スロープを中心とする国設赤倉温泉スキー場などがあり,登山ハイキング,紅葉狩りなど一年中観光客が訪れる。妙高戸隠連山国立公園に属する。

赤倉温泉
あかくらおんせん

山形県北東部,最上町にある温泉。標高 240mの地にあり小国川清流にのぞむ保養地。泉質は硫酸塩泉。泉温 47~68℃。湯量は豊富。大森山斜面にはスキー場がある。春は山菜,秋はキノコ狩りが楽しめ,小国川では釣りができる。寿合の滝,荒沢不動の滝は景勝地

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