赤烏(読み)せきう

精選版 日本国語大辞典 「赤烏」の意味・読み・例文・類語

せき‐う【赤烏】

〘名〙
① 赤い烏。瑞祥とされた。あかがらす。〔春秋公羊伝注‐哀公一四年〕
② (太陽の中に烏がいるとされたところから) 太陽のこと。
三教指帰(797頃)中「放曠赤烏之城、優遊紫微之殿
洒落本・卯地臭意(1783)「赤烏(セキウ)富山に没して、蝙蝠橋下をいづる」

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デジタル大辞泉 「赤烏」の意味・読み・例文・類語

せき‐う【赤×烏】

《太陽の中に3本足のからすがいるという中国伝説から》太陽異称
「既にして―西に飛ぶ」〈海道記

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普及版 字通 「赤烏」の読み・字形・画数・意味

【赤烏】せきう

神烏。

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