赤翡翠(読み)あかしょうびん

精選版 日本国語大辞典 「赤翡翠」の意味・読み・例文・類語

あか‐しょうびん【赤翡翠】

〘名〙 カワセミ科の鳥。カワセミよりかなり大きく全長約二八センチメートルで、赤色の長大なくちばしをもつ。全身赤褐色腹部黄褐色を帯びる。南アジア分布日本には五月頃渡来し、八月頃南方へ帰る。渓流近く森林にすみ、蛙、小魚などを食べ、キョロロキョロロと鳴く。みずこいどり。あまこいどり。あかひすい。なんばんちょう。きょうろう。しょうじょうしょうびん。

あか‐ひすい【赤翡翠】

〘名〙 鳥「あかしょうびん(赤翡翠)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「赤翡翠」の意味・読み・例文・類語

あか‐しょうびん【赤翡翠】

カワセミ科の鳥。全長28センチくらい。全体に鮮やかな赤褐色。日本では夏鳥として渡来し、森林の渓流でみられ、サワガニ・カエルなどを食べる。冬に東南アジアへ渡る。みずこいどり。みやましょうびん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「赤翡翠」の解説

赤翡翠 (アカショウビン)

学名Halcyon coromanda
動物。カワセミ科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android