赤鼻(読み)あかはな

精選版 日本国語大辞典 「赤鼻」の意味・読み・例文・類語

あか‐はな【赤鼻】

〘名〙 色の赤い鼻。特に飲酒病気などのため、赤くなった鼻。ざくろばな。〔医心方(984)〕
源氏(1001‐14頃)末摘花「いと清らなるを見給ひて、手づから、此のあかはなをかきつけ、にほはして見給ふに」

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デジタル大辞泉 「赤鼻」の意味・読み・例文・類語

あか‐はな【赤鼻】

《「あかばな」とも》赤い色の鼻。特に飲酒・病気などで、赤くなった鼻。

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世界大百科事典(旧版)内の赤鼻の言及

【酒皶】より

…第1度では鼻の先が赤くなり,ほおも全体的に赤くなって光沢をおび,皮膚表面に細かい血管の拡張がみられる。この状態を赤鼻ともいう。第2度になると酒皶性痤瘡(ざそう)ともいい,鼻,ほお,額,おとがいなどに赤い丘疹が多数生じ,膿疱もまじってくる。…

※「赤鼻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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