越谷[市](読み)こしがや

百科事典マイペディア 「越谷[市]」の意味・わかりやすい解説

越谷[市]【こしがや】

埼玉県南東部の市。1958年市制。古利根川元荒川流域の沖積低地を占める。元荒川の自然堤防上にある中心市街は近世日光街道宿場町,市場町として発達した。東武鉄道伊勢崎線,JR武蔵野線,国道4号線が通じ,電気機器,金属,一般機器などの中小の工場が多い。人口急増農村部では花卉栽培や施設園芸が盛ん。元荒川左岸に宮内庁埼玉猟場の鴨沼(かもぬま)がある。全国でこの付近だけに生息するシラコバト(天然記念物)の定住地。60.24km2。32万6313人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android