足利義清(読み)あしかが よしきよ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「足利義清」の解説

足利義清 あしかが-よしきよ

?-1183 平安時代後期の武将
足利義康の子。源義家の曾孫源義仲挙兵に応じ,寿永2年丹波をへて京都にはいる。のち讃岐(さぬき)(香川県)屋島の平氏を攻めようとして備中(びっちゅう)(岡山県)水島に進出したが,平重衡(しげひら)に敗れ,寿永2年閏(うるう)10月1日討ち死にした。仁木,細川両氏の遠祖通称太郎,矢田判官代。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「足利義清」の解説

足利義清

没年:寿永2(1183)
生年:生年不詳
平安末期の武将。義康の子,太郎を称し,民部丞,上西門院・八条院判官代となる。治承・寿永の乱において平氏追討に参加し,備中国水嶋(岡山県)の合戦で討死した。仁木,細川両氏の祖。

(峰岸純夫)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android