跋文(読み)バツブン

デジタル大辞泉 「跋文」の意味・読み・例文・類語

ばつ‐ぶん【×跋文】

本文とは別に、書物の終わりにしるす文章。あとがき。跋。
[類語]後書き後記末筆奥書後付け奥付

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「跋文」の意味・読み・例文・類語

ばつ‐ぶん【跋文】

〘名〙 書物の、本文のあとに書く文章。跋(ばつ)。あとがき。
滑稽本東海道中膝栗毛発端(1814)叙「感称の余り跋(バツ)文を乞ふて」

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普及版 字通 「跋文」の読み・字形・画数・意味

【跋文】ばつぶん

奥書。

字通「跋」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の跋文の言及

【跋】より

…あとがき。跋文,後跋(こうばつ),後序ともいう。そのほか後世につけ加えたりしたものもまとめて奥書(おくがき)という。…

※「跋文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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